ちょっとした感想

週末、友達と一緒に鳥の巣を見に行ってきました。そこに着いたのは午後の6時ごろで、夕日のやさしい日差しが鳥の巣を照らしていて、新聞やニュースの報道で雄雄しいイメージだった鳥の巣を柔らかくしてくれました。後三週間足りないうちに、オリンピックの開催を控えている今、鳥の巣と水立方は普通の観光客が入れません。ちょっと残念でした。鳥の巣の近くにある道路は新しく作られたもので、当日の午後雷雨が降ったためか、元々新しい道がより一層きれいに見えます。その道をぶらぶら歩くと、選手村があります。市内の高層ビルと違い、選手村は六階建てで、周りに芝生や鮮やかな花が植えられていました。交通管制のおかげで、そのあたりを通る車は少なくて、とても静かでした。一瞬、自分はどこでも混んでいて、人だかりの北京ではなく、海辺の青島にいると勘違いしました。これはその日の最大の楽しみでした。オリンピックって、本当に北京に新鮮なものをもたらしてきたとしみじみ感じました。オリンピックの期間中、絶対北京に行かないと言っている日本の友たちが多いですが、オリンピックの後、ぜひ北京にいらしてください。(宗可麗より)