風の物語

最近、北京は風が強いですね。強い風のせいで、前に進むのは難しいかもしれない。でも、そのとき、しりこむより、首をもたげて、前に進んだほうがいいと思います。これは、風に対する前向きの姿勢であり、ある意味で人生に対する姿勢と一緒だと思います。以上個人の考えですが、今日皆さんに紹介したいのは、風の物語です。つまり、風にいての成語です。

秋風が立つ・吹く
 男女間の愛情が薄れ、相手に嫌気がさす。 

明日(あした)は明日の風が吹く
 成り行きにまかせ、くよくよしない気分をいう。

網の目に風とまらず
 無駄なことのたとえ。

商人と屏風は直ぐには立たぬ
 商人は自分の節を曲げなければならないこともある。商人は正直ではやっていけない。→屏風 と商人は直ぐには立たない

雨降らば降れ風吹かば吹け
 どんな障害にも負けないという意志を表明する言葉。

女心と冬の風
 女性の心が時には無情に思えることのたとえ。

風は吹けども山は動ぜず
 混乱の中でも動じないこと。

雲は竜に従い、風は虎に従う
 物事にはそれぞれふさわしい相手がある。優れた指導者の下には優れた人材が来る

疾風に勁草を知る
 逆境を通してはじめてその人の真価がわかる。勁草は強い草。

節季の風邪は買っても引け
 どんなに忙しい時期でも病気なら休めるからありがたい。

 風についての成語がたくさんあるので、ここで以上の十例を抽出して、皆さんと一緒に勉強したいと思います。他の意味深いの成語を見つけたら、教えていただきますか?
   


                                        王丹より